6.3 衝突とチャネルモード

"Internet Relay Chat: サーバプロトコル" ドキュメント [IRC-SERVER] は、2つのサーバが互いに接続したときに、どのようにチャネルデータを交換するかを説明しています。チャネルの衝突は(正当なものであろうとなかろうと)包含的なイベントとして扱われ、結果として生じるチャネルは、接続前にいずれかのサーバでチャネルのメンバであったすべてのユーザをメンバとして持つことを意味します。

同様に、各サーバはチャネルモードを他のサーバに送信します。したがって、各サーバはこれらのチャネルモードも受信します。あるチャネルのモードには、フラグ、マスク、データという3つのタイプがあります。最初の2つのタイプは、設定するかしないかのどちらかであるため、簡単に扱うことができます。このようなモードが一方のサーバで設定されている場合、接続の結果、もう一方のサーバでも設定されなければなりません。

トピックはこの交換の一部として送信されないので、問題はありません。しかし、チャネルモード lk は交換され、接続前に両サーバで設定されていた場合、どちらの値が優先されるかを決めるメカニズムはありません。結果として生じる不一致を修正するのは、ユーザに任されています。