4.2.6 プライベート・シークレットチャネル
チャネルフラグ p
はチャネルを "プライベート" に、チャネルフラグ s
はチャネルを "シークレット" にマークするために使用されます。どちらの性質も同様であり、他のユーザからチャネルの存在を隠すことができます。
これは、メンバでない限り、サーバからこのチャネルの名前を取得する方法がないことを意味します。言い換えれば、これらのチャネルは WHOIS コマンドなどのクエリに対する応答から除外する必要があります。
チャネルが "シークレット" の場合、上記の制限に加えて、TOPIC、LIST、NAMES コマンドなどの問い合わせに対して、そのチャネルが存在しないかのように振る舞います。このルールには1つの例外があることに注意してください:サーバは MODE コマンドには正しく応答します。最後に、mask
パラメータが指定されている場合、LUSERS コマンド("Internet Relay Chat: クライアントプロトコル" [IRC-CLIENT] を参照)に対する応答では、シークレットチャネルは考慮されません。
チャネルフラグ p
と s
は同時に設定してはなりません。サーバから発信された MODE メッセージがフラグ p
を設定し、そのチャネルにすでにフラグ s
が設定されていた場合、その変更は静かに無視されます。これはスプリットヒーリングフェーズ("IRC サーバプロトコル" 文書 [IRC-SERVER] で述べられています)中にのみ発生するはずです。