4.2.1 匿名フラグ

チャネルフラグ a は匿名チャネルを定義します。これは、このチャネルに送信されたメッセージが サーバからユーザに送信され、その送信元がユーザである場合、そのメッセージをマスクする必要があることを意味します。メッセージをマスクするために、オリジンは anonymous!anonymous@anonymous に変更されます。(例: ニックネーム anonymous、ユーザ名 anonymous、ホスト名 anonymous のユーザ)に変更します。このため、サーバはユーザが anonymous というニックネームを使用することを禁止しなければなりません。また、このようなチャネルから退出するユーザに対して、サーバは他のチャネルメンバに QUIT メッセージを送らず、代わりにパートメッセージを生成しなければなりません。

文字 & を接頭辞に持つチャネルでは、このフラグはチャネルオペレータが切り替えることができますが、文字 ! を接頭辞に持つチャネルでは、このフラグは "チャネル作成者" のみが設定できます(ただし解除してはなりません)。このフラグは、他の種類のチャネルで利用可能であってはなりません。

WHOIS、WHO、および NAMES コマンドへの返信では、匿名フラグが設定されているチャネルに他のユーザが存在することを明らかにしてはなりません。